相方#5
私のジャニオタ人生はAちゃんなしでは語れない。
高校2年生のクラス替えで同じクラス。
たまたまお互いにジャニーズが好きと分かってからあっという間に仲良くなった。
【親友以上家族未満】
元々、人嫌いで人見知りだった私。
今の明るい私になる前の私を知っている唯一の友人。
Aちゃんの家で初めて安田章大を教えてくれたこと。
夜行バスで松竹座に行ったこと。
電話しすぎてお互いの電話番号を覚えてしまったこと。
学校をサボって現場に行ったこと。
終電をなくして朝まで過ごしたこと。
色んな現場の帰り道に爆笑したこと。
一緒にシェアハウスしたこと。
ツアーで色んな場所に遠征したこと。
自由奔放な私に呆れながらいつも笑ってくれたこと。
病気をして47都道府県ツアー中に無理やり一時退院してきたこと。
現場でお互いに色んな奇跡を起こしたこと。
一緒にたくさん笑ったこと。
一緒にたくさん泣いたこと。
渋谷すばるが大好きなこと。
あの日、初めて私に話しかけてくれたこと。
嬉しいことも悲しいことも関ジャニ∞との思い出はいつだって彼女がいた。
去年、Aちゃんの病気が再発した。
安田君と同じ頭の病気。
なんで私の大切な人は病気の場所も同じなんだよ、腹立つ。
再発したと聞いた時はゾッとした。
幸い命に別状はなく今は回復に向かっている。
彼らがよく言う、
『家族よりも一緒にいますよ。』
昔、一緒に住んでいたこともあって一時期は本当にそうだった。
『Aちゃんはどんな存在?』
もし誰かに質問されたらお互い【親友以上家族未満】こう答える。
いや、Aちゃんは『え?家族でしょ。』こう答えるなw
そうだね、そう言っても過言じゃないね。
先日、渋谷すばるのLIVEに行った。
復活LIVEは絶対に一緒に行こうと約束していた。
でもオールスタンディングだったのと体調のタイミングでAちゃんは行けなかった。
回復には向かっていて元気だけど、まだずっと立っているのは厳しい。
【すばるくんの歌が聴きたい】
【すばるくんに逢いたい】
あの脱退発表からどれだけ彼女が強く願っていたか。
『すばるくんがいなくなっちゃう。』
あの日、そう泣いていたAちゃんの気持ちを知っているから。
LIVEの最後の方に歌っていた【生きる】
この曲を聴きながら『あーこの景色を観せたかったな。』
渋谷すばるの命の時間の中にいられる幸せと、圧倒的な歌に涙が止まらなかった。
終わった後に連絡をした。
この景色を観せたかったこと、でもこの景色を観るために病気を完治させて全身全霊で歌を聴きに行こうってこと、今回は代わりにこの景色を私が観てること。
渋谷すばるが大切な場所を手放してでもやりたかった音楽。
『今の命がある限り歌い続けます。』
すばるがそう言っていた言葉は彼女へのエールでもある。
その音楽をAちゃんが聴かなくてどうするんだよ。
そう伝えた。
【私の人生=渋谷すばる】
行けなくてネットとかを見て悲しくなってたけど、そう言ってくれて思い出した。
やっぱり渋谷すばるが生き甲斐だった。
そう返信がきた。
私自身、本当は悔しかった。
この景色を一緒に観ていないことが。
なんかムカついてる自分もいた。
だって、一緒に色んな景色を観て過ごしてきたから。
『今の命がある限り歌い続けます。』
だったら私達も今の命がある限り渋谷すばるの歌を聴きに行こう。
一緒に飛び跳ねて思いっきり叫ぼうね。
【渋谷すばる様】
歌い続けてくれてありがとう。
あなたのその歌声が私の大切な人の生きる理由の一つになっています。
これからも魂の声を届けてください。
【Aちゃん】
本当に出逢ってくれて有難う。
早く元気になれよー!!
重めの愛を込めて♡
相方より。